膀胱炎

膀胱炎とは

細菌(大腸菌であることが多い)が尿道から入り込み膀胱内で増殖して、粘膜が炎症を起こしてしまう病気です。
男性よりも女性に多い病気で、2人に1人は経験すると言われています。
元々私たちの周りには細菌が常にいます。尿道周辺も同じで通常であれば細菌が尿道に入り込んでもおしっこと一緒に外に出してしまうのですが、ストレスや疲れ、風邪などで免疫力が低下すると細菌が膀胱内で増殖し膀胱炎になってしまうのです。
何度も繰り返す事もあるので、その場合は原因を調べて予防をすることが大切です。

症状

トイレに何度も行きたくなる、おしっこをしたのにまだ残尿感がある、排尿時の痛みや、下腹部痛・寒気がある、など 尿が濁っていたり、時には血が混じっていたりもします。
排尿時の痛みはおしっこが出終わる時に、ツーンとした痛み・突き上げられるような痛みが伴います。
これは細菌によって炎症を起こした膀胱が、排尿の時に急激に縮まり刺激されるためです。
残尿感も頻尿も炎症により起こる症状で、通常人は膀胱に100~150mlほど尿が溜まると尿が貯まったと感じます。
しかし膀胱炎になると10~20mlと少ない量しか尿が溜まっていないのに、トイレに行きたくなってしまいます。
細菌が膀胱から尿管へ侵入し、腎盂腎炎となるケースもあるので、早めに受診しましょう。

原因

膀胱炎は女性に多く見られる病気でそれは女性の身体の構造が関係しています。
男性に比べ女性は尿道がおおよそ4cmと短く、進展性がよいので外からの細菌が膀胱へ辿りつきやすい構造になっているからです。
また性交後にトイレを我慢することで膀胱炎になることがあります。
他にも無理なダイエットをすることや仕事などでのストレス、栄養不足などは「抵抗力の低下」につながるので、膀胱炎の原因となり得ます。
日々の生活の中でも予防は出来るので心がけるようにしましょう。

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