前立腺がん

前立腺がんとは

前立腺は精液の一部をつくる臓器で恥骨の裏側にあり、栗の実のような形をしています。
がんは主に外線(辺縁領域)に発症します。
前立腺の細胞ががん細胞になると、増殖制御機能を失ってしまい、無秩序に増殖してしまいます。
比較的進行が遅いがんの為、早期発見すれば放射線治療や手術で治る可能性があり、場合によっては無治療で経過観察することもあり得ます。
進行はゆっくりですが、初期症状はほとんどない為、発見が遅れ、進行すると他の部位、特に骨などに転移することもあるので、症状が出ていなくても定期的に検診をする事が大切です。

症状

早期には目立った症状が出ない為、気づきにくいです。
がんが大きくなると尿道が圧迫され、前立腺肥大症と似た症状(トイレの回数が多い・夜間のトイレが多くなる・尿が出にくい・尿の切れが悪い・残尿感がある)などが出てきます。
病状が進むにつれ尿や精液に血が混じったり、骨に転移してしまうと腰痛や動くときの腕や脚の痛みなどの症状がでることもあります。

原因

原因は明確にはなっていませんが、脂肪分が多く含まれている肉や乳製品などの食事を沢山食べることにより、前立腺がんの発症が増えるとも考えられています。
今までは米国人に多くみられたがんですが、最近は高齢化・食事が欧米化したことなどもあり、日本でも発症する方が増えてきています。
また穀物繊維や豆類などが多く含まれている食事は予防になるとも言われています。
喫煙や運動不足が原因となる可能性を指摘する報告もあります。

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