検査機器・装置
CTスキャナ
CTスキャナーは被ばく低減と高画質化に貢献するAIDR 3Dを標準搭載しています。
AIDR 3Dは逐次近似再構成法の原理を応用した最新かつ独創的な画像再構成アルゴリズムで、様々なCT検査に適用でき、画像ノイズで最大50%、被ばく線量で最大75%の低減効果を発揮します。
また、AIDR 3Dは患者さんの体型にあわせてスキャノ画像から最適線量を連続的に調整するVolume ECとの連動も可能なため、より低線量でのCT検査を提供します。
CT検査では頭部、胸部、腹部の様々な病変を鮮明に映し出します。特殊機能としては体脂肪面積計測もできます。
超音波診断装置(エコー)
腎臓、膀胱、前立腺の腫瘍性病変、結石などを体に負担をかけずにスクリーニング、診断することができます。
また前立腺癌が疑われる場合の針生検を行う際には採取部位を確認しながら針をさすことが可能となります。
透視機能付レントゲン装置
頭部、胸部、腹部の一般撮影のほか、レントゲン透視機能を使って尿路各種検査や尿路カテーテル交換をします。
また骨密度測定も可能です。
前立腺癌に対して内分泌療法を受けておられる患者さんには検査が勧められます。
泌尿器内視鏡装置
オリンパス
VISERA 高輝度光源装置 CLV—S40
オリンパス
膀胱ビデオスコープ
膀胱鏡検査は膀胱内の病変を見つけるためには必須の検査です。
肉眼的血尿のあった30%の方に膀胱がんが見つかります。
痛い検査と敬遠されがちですが、従来の硬性鏡検査の他、ファイバースコープによる検査も可能で、苦痛が最小限に抑えられます。
電気手術器
ストルツ社製オートコンⅡ400
バイポーラー手術用膀胱鏡セット
小さな膀胱腫瘍に対する日帰り内視鏡手術を行うことができます。
その他検査設備
尿流測定装置
センサーのついたトイレで排尿することによって尿の勢いを調べます。ただおしっこをするだけですが、膀胱から尿を排出する機能をよく反映する検査で、残尿検査を併用することで排尿状態を把握することができます。排尿トラブルは歳のせいではありません。おしっこのことで後から困らないよう、早めに状態を把握して対処することが大切です。
心電図
心臓全体のはたらきを調べることができ、心臓病の発見や診断、病状の把握、治療効果の確認に欠かせない検査です。
全自動高圧蒸気滅菌器
当院では医療器具を高圧滅菌で確実に滅菌しておりますので衛生的で安全です。
検尿分析器
当院では検尿で提出された尿を検査テープで簡易検査するとともにその検査データはそのまま電子カルテに取り込まれるため入力ミスがありません。また、必要な場合は顕微鏡での尿検査も行います。
顕微鏡
オリンパス CX-33
尿検査では、テープによる定性検査と顕微鏡で沈渣成分の観察を行います。これによりある程度病院を特定できることもあります。また 、皮膚科疾患では水虫(白癬菌)やヘルペスなどの診断に使用します。