腎がん

腎がんとは

腎臓は,腰の高さで左右に1つずつあり,後腹膜といってお腹の後ろ側に位置しています。
腎臓の働きは,血液から体に不要な成分をろ過して尿を作ることや、血圧の調節やカルシウムの調節もしており、体内環境の調節という非常に大切な働きをしています。
腎臓には,いろいろな腫瘍が発生し,これらには良性と悪性(癌)のものがあり、尿をつくる部分(腎実質)にできた悪性腫瘍が腎がん(腎細胞がん)です。
 

症状

腎がんは,腫瘍が小さい初期の段階では無症状なことが多く、最近では人間ドックや検診などの超音波(エコー)検査で偶然発見されることが多くなりました。
症状がある場合は、痛みを伴わない血尿、脇腹の痛み、腹部の腫瘤などです。
進行するにつれて、発熱、貧血、食欲不振、体重減少などの症状が現れてきます。
腎がんが転移した場合、転移部位の症状(骨の痛み・病的骨折(骨転移)、咳,血痰(肺転移)などの症状が現れることがあります。
 

原因

生活習慣による原因では、肥満、高血圧、たばこです。
肥満では約4倍に、高血圧では約2倍に増加し、たばこを吸う本数が多いほど発症するリスクが増加します。
そのほか、家系内で腎がんの方が多い場合は遺伝的に腎細胞がんが発生する可能性もあったり、長期間にわたって人工透析を受けている方は注意が必要です。

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